具体的な結果を創るビジネス帝王学という哲学の探求 | QM East
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具体的な結果を創るビジネス帝王学という哲学の探求

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具体的な結果を創るビジネス帝王学という哲学の探求

 探求について

皆さんは探求と研究の違いについて考えたことがありますか?これに限らず日本語には似たような言葉・表現がはたくさんありますが、普通に生活している限り、あまりそういうことを意識しないで使ってるのではないでしょうか。言葉は言霊(ことだま)などといわれますが、ある程度の理解や意識を持って言葉というものに接していると、言葉や表現に対する関心や深さが違ってきます。言葉を愛でる・・こうした意識が様々な意味で感性を磨くことにつながってきます。

フランス語にはワインの美味しさを表現する言葉が60位あるということを聞いたことがあります。これが文化というものでしょう。人を誉める表現の仕方もたくさん持っていたほうがより伝わりやすくなりますし、何より自分自身が豊かになります。もちろん相手も豊かになります。このことは大きな意味を持つはずです。

研究と探求の違いについてですが・・
研究」とは物事を詳しく調べたり深く考えたりして客観的な事実や審理を明らかにすること、それに対して「探求」とは物事の意義や本質をさぐって見きわめようとすること。探求は思考によって行われ、研究は詳しく調べて得られた客観的事実を積み上げて結論を導く・・・哲学は考え方であり客観的事実がないので研究にはならないということですね。私は探求という言葉が好きですが、求めていく姿勢や過程そのものに意味があると思っています。「道」の世界といえるかもしれません。

 ビジネス帝王学

さて、その求めるべきビジネス帝王学(喜びの帝王学とも言う)ですが、これは弊社創業者の矢部廣重が自身の体験や様々な学びを基に独自に体系だてた哲学です。一言で言うならば「修己治人」の世界であることは以前、記しました。自身の魅力を磨いてその魅力で人をまとめていくという世界です。

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そもそもの始まりは矢部代表が経営者対象に帝王学研究会を主宰していた時、参加されていた経営者に対して、帝王学とは何か?、学び方について、などアンケートを行った結果浮かび上がったのは、曖昧としている、全体がみえにくい、効果が出にくい、現実的でない等・・・、つまりは「よくわからない」という結果でした。それに対してこれからの帝王学に期待するのは、方法論を明確に示され着実に成果が上がることなどが圧倒的だったのです。

こうしたことを背景に生まれたのが修己治人の世界である「喜びの帝王学」なのです。己を磨き、魅力を高めて人を治める、そのためには「いい影響を与え続けること」が必要です。これをもう少し分かりやすくするために人生の達人」を目指す世界と表現しているのです。人生の達人になるためには喜びの大研究をして、喜びを与え続けて尊敬の念で接してもらえることが実践そのものとなるのです。

喜びを与えるとは徳を積むことに他なりません。従来の帝王学では人知れず徳を積むことを「陰徳」と表現していました。それに対して現代の帝王学では「陽徳」と表現し、堂々と徳を積んで、喜びをどんどん作り出して惜しみなく与え続けていく実践の学問として位置づけました。日本人は昔からよいことは人知れず密やかに、という精神を尊びます。それはそれで素晴らしいことであり崇高な考え方ですが、ビジネスではより早く相手に伝わることも大切ですし、分かりやすさ、具体性は重要です。そうした考えと実践の融合を陽徳としているのです。

具体的な結果を作る

自分が喜ぶようなことをされたら、され続けたらどういう気持ちになるでしょうか。普通は「何かお返しをしなければ」という心理が働きます。また「自分にここまでしてくれるとは、なんていい人だ」、「自分のことを本当に理解してくれている」という気持ちが芽生えます。相手に対する関心が違ってきます。関心の先にあるのは好意を持つ世界です。こうしたことが具体的な結果を作る原動力となっていきます。

売上向上を実現する、新規開拓を実現する、既存顧客との関係強化、採用率、定着率の向上、クレームが収まる、お客様からお礼状が届く、新規案件の紹介がでるようになる、幹部社員が育つ、若い社員のやる気が違ってくる、その他、直接的、間接的に様々な成果が報告されています。経営者であれば誰もが喉から手が出るほどほしい成果【業績)に結びついていくのは、相手に強い関心を持ち、喜ばれる世界に焦点をあてて実践し続けるからこそ生まれてくるのです。
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見よう見まねでテクニック的なことだけを真似してみる人もいますが、根底にある哲学を修めていかなければ続きません。それ相応のエネルギーを費やすことにもなりますし、道を究めるという腹くくりの中で行っていかなければその時々の環境・状況に流されてしまうことになります。人生の達人への道は遠く、果てしない世界ともいえますが、これほど手応えを感じながら歩める世界もありません。日本には約400万の法人がありますが、多くの企業で相手の喜びに焦点を当てて経営されることができたなら、素晴らしい日本に貢献できると信じています。

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