忖度流行りの今、リーダーに大切な3つの要素
忖度スパイラル
今度はアマ・ボクシング界が揺れています。反撃の姿勢も示していますが、既にダウン寸前くらいの差がついているのではないでしょうか。そして、こうした告発も時代の流れかもしれません、これからもいろんな世界の悪しき習慣があぶりだされていくことでしょう。
好き放題やれるだけの実力があると・・好き放題できているうちに周囲が忖度するようになる⇒好き放題やっているうちに自分も勘違いするようになる⇒好き放題期間が長くなると周囲の忖度が洗練されてくる⇒好き放題期間が更に長くなると自分の勘違いが骨太になり本物になる、こんなスパイラルがぐるぐる回っているのではないでしょうか。誰も得をしない忖度地獄といえます。恐怖への忖度が水平飛行状態になると、呼吸をするかのようにすべてが滑らかに流れていき、更に権力を増して勘違いしていき大きな問題へと繋がっていく・・。世間を騒がせている問題を引き合いに出すのもリーダーはやはりあり方が大事だという事につきます。
リーダーに必要な3つ要素
帝王学の世界では指導者の立場で大切なのは・・①良い師を持つこと、②苦言を言ってくれる部下を持つこと、③よい参謀をもつこと、とされています。人生は臨終までが修行です。よき師をもつことはリーダーに限らず絶対軸となります。そして、部下から耳の痛い話、諫言を受け取るのは難行ですが、リーダーとしての器が大きく磨かれていきます。自分の耳には届きにくい自分の弱点や会社内の痛い情報が入ります。組織の風通しのよさにもつながります。さらによき名参謀をもつ・・歴史をみても諸葛亮孔明、山本勘助、直江兼続、石田三成等など、器の大きなリーダーには名参謀がいました。ビジネス界を見ても優秀なリーダーには優秀な参謀役がいるものです。こうしたリーダーの共通点は‥話を聞く姿勢、耳の痛い話を受け取る心構えです。リーダー、経営者は本来孤独です。自らの過ちや道の迷い、思考のズレにいち早く気づき、修正するためにはこうしたアドバイザーが必要となります。
権力というのは気持ちがよいものです。人間の器が試されます。権力が気持ちよくなることが一番怖い、という危機感を常に持って周囲の意見を受け取ることがリーダーとしてまず必要な要素とえいます。
上記の記事は弊社の根幹となる哲学「喜びの帝王学」を基にしています。