コトバを制する者は〇〇も✖✖も制す
言葉は使い方を誤れば凶器として人を傷つけます。上手く使いこなして人の心を動かすことができればすごい武器にもなります。言葉の持つ可能性について考えています。
ところで、私は今執筆中です(もうすぐ完成)。「お酒を止めたくない営業幹部のための10年間絶対リバウンドしない ビジネスマネジメント・ダイエット」こんなタイトルです。ダイエットといえばカロリーとか糖質、炭水化物の制限、ストイックなジム通いとか様々な方法があります。栄養学、医学、スポーツ学など科学に基づいたものなどが主流ですが、私の提唱するダイエットは一言で言えば「言葉のマネジメント」です。扱う言葉を変えることで行動や発想に影響を及ぼし、周囲も自分も味方にしましょう、という考え方がベースとなっています。自分の発する言葉や習慣をマネジメントすれば結果が変わる、ということを自分自身がダイエットで実証したものです。言葉の可能性を広げることの一例なのでご関心いただければ幸いです。平成出版㈱様より2月中に出版できればと準備中です。
さて、その言葉ですが、例えば営業系の研修だけでも専門知識研修からクロージング力向上研修、接遇系研修等など、たくさんあります。それらの研修が何のために行われているか?と本質をよくよく考えれば「扱う言葉の質を変えて人間関係力を改善しましょう」という世界にいきつくものであることが見えてきます。コミュニケーションの魅力を高めることが根本にあります。
言葉が、笑顔や姿勢と結びつきながら、あるいは行動の質や量とも関連しあって「魅力ある人物」と認識され、それがチーム単位となれば「魅力あふれる組織」として評価されていきます。「はじめに言葉ありき」です。言葉は使い方次第です。その言葉が最終的にビジネスを牽引していきます。言葉を制する者は自らを制することも高めることもできます。そして組織やビジネスを制していきます。
言葉の大研究はリーダーという立場の人が必須とする永遠のテーマではないかと思います。部下を活かすも殺すも影響力のあるリーダーの一言にかかっています。山本五十六の名言を思いだします。「やってみせ 言って聞かせてさせてみせ ほめてやらねば人は動かじ」
その後に続く言葉がまた味わい深い言葉です。「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
絶対服従がまかり通る軍隊の上司が言い切った、人育てに関する名言です。
上記の記事は弊社の根幹となる哲学「喜びの帝王学」を基にしています。