自分の判断軸はどうなんだろう?と感じたら
不透明さが増す時代、先々のことをあれこれと考えて気分が落ちることはないでしょうか?気分が落ちると思考も歪んできます。そうすると、さらに良くない思考スパイラルに入っていきます。
認知のゆがみ=先入観、偏見はだれにもであります。しかし、この度合いが過ぎると自分の首を締めることにつながります。物事を正しく判断するためにも、感動・喜び・感謝の心を保ち続けるためにも「自分の認知」を客観的に保つ基準を持つことは大切です。ゆがんだ認知=偏見や一時的な感情でものごとを見る癖を少しでも減らし、正しく客観的に捉える習慣を作りましょうということなのですが、なかなか難しいことでもあります。
下記のチェックリストは行動科学マネジメントで説かれているものですが、これは参考になると思います。(参考:「いつまでたっても動けないあなたがすぐやる人に変わる100の言葉」)下の10項目の思考パターンを持っていると現実を不正確に認識し、ネガティブな思考や感情を生み出しやすくなるので時々見返すとよいでしょう。
セルフチェックリスト
▢全か無かの思考をしていないか(0か100か、白黒をはっきりさせたがる)
▢一般化し過ぎていないか(根拠が不十分のまま結論を出してしまう)
▢心のフィルターはどうか(よいところを見ずに悪いところを見る)
▢マイナス化思考をしていないか(うまくいけば「まぐれ」、うまくいかなければ「やっぱり」と考えてしまう)
▢結論を飛躍させていないか(人の心や将来を悲観的に読んでしまう)
▢拡大解釈・過少解釈していないか(失敗を実際より過大に考え、成功を過少に考えるくせがある)
▢感情的決めつけをしていないか(自分の感情がそう思うからそうなのだ!と考えてしまう)
▢~すべき思考をしていないか(HAVE TO(ねばならない)でつい考える)
▢レッテル貼りをしていないか(一面だけですべてを結論付けてしまう)
▢個人化していないか(自分のせいでないのに自分のせい、他人のせいでないのに他人のせいと考えてしまう)
まずは感動喜び感謝の心のベースを作るためにもこうした客観思考の癖をもつことは大切なので参考にしてみてください。
言葉をかたちに 情報をちからに 感謝をこころに
この記事は2024年9月24日 ㈱研秀舎(QM‐EAST)代表の藤原格により作成されました。