
感動採用のススメ
営業も採用もすべてにおいて大事なことは「相手の心を動かす工夫」。採用においては、説明会、面接にきてくれた方々に「この会社に入りたい!」と心から思ってもらえるような「感動採用」を目指すことです。お客様の心を掴み成約につなげる=ファンを増やす営業戦略は、採用活動においても応用できます。
どうすれば「この会社に入りたい」という強い思いを引き出せるのか?感動経営的には様々な工夫と作戦の合わせ技を文化・社風にしていくので限られた文字数での説明は難しいのですが、簡単に説明できる実践として、例えば下記のようなものが挙げられます。
説明会にきてくれた学生に笑顔で挨拶をすること。説明会にきてくれた学生は緊張しています。すれ違った社員全員が笑顔で「こんにちは」と挨拶をしてくれたらどうでしょう。緊張感も解けやすくなりますし、その会社に対する好感度が増すはずです。感じの良い会社で働きたいという気持ちは全員が持っています。この行動はすれ違ったすべての社員が行うことがポイントです。全社員が同じ意識を持つことで学生の心に届きやすくなります。そして社員の意識改革にもつながります。そんなことか?と思うかもしれませんが、徹底して行うことはなかなか難しいものです。
簡単に言葉で説明できるものを紹介しましたが、感動経営の展開は無限にあります。知恵を絞る、工夫する、相手の喜ぶこと、心に刺さることを考えて実践するという活動は本質的であり崇高な行為です。生成AIの躍動する時代であっても大切にしたいものです。
感動をかたちに 喜びをちからに 感謝をこころに
※この記事は2025年7月25日(金)株式会社研秀舎/QM-East代表取締役 藤原格により作成されました。