成功するリーダーの特徴
共通する成功リーダー
ある経営者の会で成功しているリーダーとは?という探求が行われました。出席者の多くが経営者、組織人であっても経営判断を下せる立場の人ばかりです。各グループに分かれて、成功するリーダーにはどういう共通点があるだろうか?どういう人を指すのか?についてその特徴についてディスカッションし、グループ毎に特徴を5つにまとめました。
さらに13ほどのグループが、各チームのまとめたリストを回覧して一番心が動く項目に投票をしていったのです。それによって80名の考えの中から成功リーダーの特徴が決定されました。正解は特にないとしても経営者としての立場で活躍されている方々の総意なので、かなり客観性、正解に近いものがあるといってもよいでしょう。その結果は以下のようなものでした。
1位:ビジョン・目標が明確である、2位:行動力がある、3位:夢を語っている、4位:決断力がある、5位:確固たる信念がある。400近くの特徴がでてきた中でこの5つに集約されたわけですが、いかがでしょうか?
一見平凡にも見えますが、成功するための特徴はアタリマエのことをアタリマエ以上にやり続けることのできる構えと行動の中にあることが見えてきます。1位が390票で圧倒的に多かったのですが(2位160票)、この5つをよく見ると更に浮かびあがってくるものがあります。
それは・・応援したくなる人になれ、夢を語り魅力を発揮する人であれ、アウトプットし続けて与える人であれ、です。与える者が与えられる・・よく遣われる言葉ですが、与え続ける者が与えられる、夢という明かりを灯して周囲を明るくすることで応援を得られる、ともいえます。
自分の言葉に翻訳すると、夢を掲げて仲間と共有し、言葉に出して信念を強化させ、必要なもの、捨てるべきもの、守るべきものなどを選択する力を磨き、行動を起こして目標・ビジョンを不退転の決意で取り組む人ということになります。
ぶれないでこうしたことをやり続ける人に対して周囲は時に勇気や希望を貰いながら魅力を感じるわけで、「この人を応援しよう!」という気持ちを醸成させていくのでしょう。
この「ビジョン・目標」「行動力」「夢」「決断力」「信念」どのようにでも並び替えられますが、自分にとって一番腹に落ちる言葉に修整・翻訳しなおして2017年のスタートダッシュの引き金にしてはいかがでしょうか。
言葉にあえてしてみると様々な気づきがあります。意外に夢がぼやけていたな=語っていなかったなとか、言葉がスムーズに出てこない=曖昧な部分が多いな、とか。自分ではわかっているはずの自分の考えをしつこいくらいアウトプットすることで自分の耳に言い聞かせることから始めるときっと何かが変わります。10名以下の組織の場合、社長が営業トップとして外で活躍されていることも多いですが、多くの幹部、社員がもっと社長の考えを聞きたい、対話したいと考えていることも事実です。伝えているつもりで伝えていない、伝わっていない、その意識を持つことが2017年をさらに発展させ、組織活性化の起爆剤になる可能性があることを意識してみてください。
上記の記事は弊社の根幹となる哲学「喜びの帝王学」を基にしています。