お礼状が月に100通以上届く会社に学ぶ
弊社が研修で御世話になった企業の中にはお客様の方から届くお礼状が1年で1200通以上という会社があります。月に100通以上・・お金をお支払いいただくお客様がわざわざ手間暇をかけてこうした行動を起こしてくれるというのはどういうことでしょう。
そこには「感情の移動」にあります。感動とは感じて動く・・気持ちが揺さぶられるような喜びを与えてくれるからこそ心に届くのです。そしてお客様の心に響くような誠と具体策、そして文化を持った企業体質だからこそお礼状へと繋がるのです。
弊社で学ばれた感動経営、感動営業の仕組みや具体策も効果を発揮していると思いますが、それはこの会社の大切にしている経営理念、お客様への思いと徹底追及してきた商品品質、社員人一人のお客様への接し方などが融合しての結果なのです。組織的にお客様が感動する、喜ぶことを徹底的に考え抜く、実践する、継続する仕組みを持った企業ということですね。
お客様のほうからお礼状が届くということは会社とお客様との間に確かな「絆」が存在します。それはお客様のファン化ができているともいえます。
どんな感動を与えればお礼状が届くようになるのですか?と聞かれる方もいますが、大切なのはどのような姿勢でお客様と接するのか、どのような姿勢で感動経営を受け入れるか、という構えそのものです。構えがないところに文化は根付きません。スポーツでも一流になるには体幹を鍛えていかねばならないようにビジネスの世界でも感動喜び感謝という考え方の体幹を鍛えることが重要です。小手先のことを行っても長続きしません。
「感動をかたちに 喜びをちからに 感謝をこころに」、これはQMグループの経営理念です。この3つのキーワードを組織内で常に確認し熟成させていく意識がまずはスタートとなります。
継続は力なり 継続は命なり 継続は全てなり
上記の記事は弊社の根幹となる哲学「喜びの帝王学」を基にしています。