天と地の差を創る言葉
2020年が始まりました。人は年の初めに「よい年になりますように」と願います。
神社に行くと開運と書かれた365のおみくじが並んで売られています。商売であることはわかっていても、自分の誕生日の開運おみくじを買ったり祈ったりすれば、どの日の生まれであっても開運がやってくるのだろうか?と軽い違和感を感じたりもします。
心のやすらぎのためですからそれもありかもしれません。しかし、基本的に開運は外因に頼るのではなく自分の内にとらえなければならないと思います。事象としてはどんなことがあったとしても考え方・受け止め方次第で幸も不幸も感じられる、のではないでしょうか。
そこで胸に刻んでおきたいのが都合の悪いことが起きた時に「なぜこのことが起きたのか?」と考えるのでなく「何のためにこのことが起こったのか?」という学びとしての捉え方。
なぜ?は基本的に過去にフォーカスした原因探しです。あいつが悪い、社会が、環境が、会社が、あの客が、と他に責任を押し付けがちです。根底には「自分は悪くないのにどうしてこんな目にあうのか・・」という考えが潜んでいます。このスタンスでいる限りストレスは溜まります。
それに対して、何のためにこれが起きたのか?は自分の成長のため、という未来志向です。
成長繁栄のために必要な学び・気づきが得られるというとらえ方。この問題を解決すればこんな素晴らしい成長が見込める等の建設的な解釈が生まれます。自分の周りで起こる出来事は全て自分、・・自分に責任がある、自分の学びのためにある、という立場をとればイライラはおきません。
言葉一つの差ですが、腹に落としこめば大きな差となります。2020年、周囲で起きる全てのことの原因は自分にある、大きく学ぶ年!と考えて臨むと世界が広がるのではないでしょうか。
素晴らしい1年が始まりました!本年もよろしくお願いいたします。
上記の記事は弊社の根幹となる哲学「喜びの帝王学」を基にしています。