成長を促す3Hの学びとは
コロナ禍で出勤できない新人営業のために二日間にわたる実践営業力講座を何度か開催してきました。新人のための企画だったのですが、思いのほかベテラン営業マン(経営者含)も受講されています。社会人経験のない方向けなのでベテランには物足りないのではないかと考えていたのですが実際にはとても高評価をいただいています。
企画は・・大きく2つに分けると、1:他者がしない(できない)発想を磨いてキーマンの印象に残りやすくするポイントについて、2:キーマンに喜ばれる行動を考えて実践し続ける、この2点を様々な角度から掘り下げて明日から自分も楽しめる活動にしていくといった内容です。
好評の理由は他では学ぶことができない斬新な内容ということもありますが、自分が決めたことを行っていく、という自発性と実践性を重視している点が挙げられます。人は他人から押し付けられるのは嫌いですが自分が決めたらやるものです。そして実践の結果、相手から喜ばれればうれしくなりますし、その行動に深い意義を感じればやり続けます。新人は心の中はまだ真っ白なキャンバスなのでただ一生懸命学ぼうとします。それに対してベテランはいろいろ苦労、経験を重ねているからこそ、この講座の内容と意図しているものが深いレベルで実感できたということです。人は皆、喜びたいし喜ばれたい、自分で考えたこと、決めたことを第1としたい、そうした本能を持っているのです。
タイトルに掲げた3Hとは・・本能、本質、本物からきています。褒められたい、認められたい、分かち合いたい、という人間の本能を満たす行動を確立すること、そして営業テクニックも大事ですが、もっと大事な心のあり方という本質的な世界を深堀すること、さらに不変の真理である「与える」という行為をビジネスで活用し続けることは学習を通して本物に近づいていくことでもあります。
言葉は常に易しく行動は具体的に、をモットーとしています。頂は果てしないですが、確実に近づいていく実感があります。だからこそ評価をいただけていると確信しています。私の志は感動・喜び・感謝の世界の先にある豊かな心の社会を実現することです。今後も様々な学びの機会を通して貢献していく所存です。
上記の記事は弊社の根幹となる哲学「喜びの帝王学」を基にしています。