夢・目標を推進させていくための構え
新人、管理職、経営幹部など立場に関係なく常に「思い」を持って仕事をしています。大切ことは・・どうしても成し遂げたい、成功させたい、達成したい、という「思い」の強さです。その思いの強さが全てを押し上げていきます。当たり前のことではないか・・と思うかもしれませんが。
下町ロケットのモデルで有名な植松電機の植松努社長の講演を拝聴する機会がありました。講演タイトル「思うは招く」子供のころから宇宙、ロケットにあこがれて夢を語ってきました。しかし多くの大人や先生に「そんなのは無理だ」、「お前にできるわけない」「そんな夢みたいなこと言ってないで勉強しろ」と言われて育ってきました。親切心からの場合もあるでしょうが、親、先生、友達、親戚など多くの人々が夢を壊そうとします。無難な人生を選択させようとするものです。
心をボコボコにされながら植松社長が悟ったのは「夢を叶えたことのない人の言葉を受け止める必要はない」ということ。そしてわかってくれる人、協力してくれる人が出てくるまで、とにかく自分の夢を話し続けること。つまり彼は否定語の世界に生きる人たちの言葉を受け取らないための考え方、その防御の仕方を確立していったのです。植松社長の話はyou tubeでも聞くことができるので是非聞いてみてください。
実現したい夢目標があれば例えばこんな風に考えてみてはどうでしょう。100人にネガティブな意見を言われたら必ず1人の協力者・理解者が得られる、99人までは必要なプロセス、そんな風に言い聞かせ防御態勢を先に作っておくと凹みにくくなります。実際のところ100人にも話せば1人くらいは賛同してくれる人が出てくるものです。99人目までとにかく突っ走れる心の構えを持っておくことでショックアブソーバーとなります。
そして100人も話せば度胸や覚悟が生まれます。改良がでてきて、また行動へとつながります。この覚悟・改良・行動の「3K」が自分を夢に近づけてくれると考えるてみてはいかがでしょう。
自分の考えたことは素晴らしいアイデアなので多くに人に受け入れられる、人も賛成してくれるはず、と安易に考えるから挫折しやすくなるのです。強烈な思いを持って自身の歩むべき道を推進するにはこうした言葉の防御をたくさん持つことが自分内戦略となります。
上記の記事は弊社の根幹となる哲学「喜びの帝王学」を基にしています。