部下をホメることについて
「ホメる」には「褒める」と「誉める」があります。褒める・・良い行為を認めること、誉める・・名誉を讃え、広く賞賛すること。
会社の中で上司が部下をホメるときはもちろん「褒める」。部下の自己重要感を満たすことであり若い人には特に大切です。「下手に部下を褒めるとつけあがらないか?」という方もいますが、それは褒め方を知らない、研究していない方に思えて仕方ありません。広く賞賛されることでなく「私はあなたのここを見ているよ」的な承認が伝わると部下は信頼をおくことができ頑張れるものです。「この上司はわかってくれている!」という感動、「ここを見てくれているんだ!」という喜び、見守られてるという安心感と感謝ということでしょう。一言でいうなら「寄り添う」がキーワード。
ポイントは褒め方、ほめるタイミング。タイミングよく褒めるという行為は相互理解と絆のきっかけとなります。そのためには上司は普段から注意深く部下を観察する必要があります。少なくとも目も合わさず挨拶しているようでは信頼を築く土俵に乗っているとは言えません。少なくとも朝一番で部下に会ったときの表情、目の輝きなどを観察するのは褒める以前に必要なマネジメントです。当たり前のことでしょうか?案外できていない方も多いように見受けられます。
上記の記事は弊社の根幹となる哲学「喜びの帝王学」を基にしています。