大学の経営学部で講義して感じたこと
「感動経営革命」のテーマで名古屋の愛知学院大学、経営学部で講義をさせていただきました。(コロナ禍でオンライン授業になってしまいましたが)何年か前にも都内某大学で講義依頼の話がありましたが、当時は時間調整の関係で断念しました。しかし、これから社会で羽ばたく若者への教育は私の夢でもありますので、今回はうれしく充実のひと時となりました。
ビジネスは経営理念の建立と共有が大事です。同じように大学にも建学の精神があります。そして教育理念、そして学部の教育方針へと続きます。まずは何のためのこの学校が存在しているのかという建学の精神をしっかり押さえておくことは大切です。そして自分の存在理由や人生の目的である志=個人の理念も必要という話から始まり、ビジネスにおける心の在り方(BE)とやり方、技術(DO)を融合させる具体的な戦略発想の立て方、感動カンパニーの事例紹介、その他、あっという間の90分でした。
彼らは経営学部のひとつのプロジェクトを通して商品開発、そのマーケテイングも学んで経験していますが、社会にでていない学生にどの程度、感動経営が理解してもらえるのかという疑問と不安がありました。しかし予想以上に好評を頂くことができました。むしろワカッチャッタ世界の住民であるベテランのビジネスマンよりもはるかに高い感性と素直さで受け止めていただけたと思います。
感動経営の感性に経験は必ずしも必要ではない、むしろ経験はなくても成長意欲と好奇心さえあれば通じるということです。学生のN君が講義のあとこう話してくれました。「今日の話を聞いて商品開発でお世話になった取引先の社長や先生に喜んでいただくために商品のクラウドファンディングを行うことに決めました!」頼もしい限りです。このフットワーク、発想に学びたいと思います。
若さは可能性の塊ですが、若さがあるからできるのではなく、素直さと失敗を恐れない挑戦心こそ大切なことではないかと思います。年齢ではありません。私自身も見習いたいと思いました。
「学んだことの唯一の証は変わること」・・私の座右の銘の一つです。
上記の記事は弊社の根幹となる哲学「喜びの帝王学」を基にしています。