コロナ時代の企業の在り方「コンパッション組織」
コンパッション(COMPASSION)という言葉を聞かれたことがあるでしょうか。一般的には思いやりなどど訳されます。受け入れる、認める、許すなどを包括する言葉でもあります。コロナの時代に最も大切な言葉ではないか、そしてそれは組織においても軸とすべきキーワードであると確信しています。
自粛警察もSNSによる他人への誹謗中傷なども止むことがありません。社会がどうしても自分中心になってしまいギスギスしています。人は性善か性悪か?という考え方がありますが、結局人には善も悪も備わっています。シャーデンフロイデとかルサンチマンという言葉に表されているように、人間には他人の成功や失敗について妬んだり喜んだりする気質が元々備わっていることを前提としなければなりません。コロナはそうした人の深奥をあぶりだしているのではないでしょうか。だからこそ、人は意識して明るい世界、光を求めなければならない、そういう方向へ向けて努力をしなければならないのではないかと考えます。
コンパッション組織とは・・人が人を思いやる、受け入れる、認める、許す、分かち合う社会を目指しています。その気持ちを強く持ち意識して言葉にする、行動する・・そのことによって社内も取引先も、お客様とも円滑な関係を築く姿勢の中にコロナ共生時代の本当の成長発展があると考えています。
またCOMは「一緒に」PASSIONは「情熱」そしてCOMPASSは羅針盤、磁石でもあります。それぞれが思いやり溢れる自立したリーダーとして情熱を交換し合って行動し目的地を目指す‥そんな組織を目指すのがコンパッション組織です。戦う組織から融合する組織へ、みんなで勝利を目指す世界へ・・そのような意味を込めています。コンパッション組織を育成するための経営講座を開催していきます。
上記の記事は弊社の根幹となる哲学「喜びの帝王学」を基にしています。