感動経営はキーマンの心の琴線に触れるには?を考え抜き実践することから始まります。それを一人で行うのではなく複数で知恵を出し合い磨いていくことで相乗効果が生まれ、新たな営業文化に繋がるのです。
こうした行動を習慣化して組織に根付かせるためには大切な基があります。それは・・自分を認める事です。自分で自分をほめて承認する習慣を持つことが重要です。
日本人はよく言えば謙虚です。謙遜する国民性があります。悪く言えば「いえいえ、自分なんて…」と卑下する傾向の強い国民です。ほめることにもほめられることにも慣れていないのです。今は社会全体に様々な理由から自己肯定感が育ちにくい環境があります。自信が育ちにくい若い世代・・「どうせ自分なんて」が根っこにあるとするならば自分を認めることができません。それはすなわち人も認めにくい、ということです。「自分を愛する以上に人は愛せない」という心理学者の言葉あるように自分を認めた分しか人も認められないのです。まずは自分を満たす、そのために自分をほめて承認していくことを習慣にしかなければなりません。
今日一日を振り返り・・、ささやかだけどこんな小さな努力ができた、工夫した、成果にならなかったけどここまでできた、こんな心配りを行った、さわやかな挨拶を心がけた等、何でもいいので自分を認め、ほめる習慣をつけることが自分の器や感性を磨くことに繋がります。そして自分以外の人に対する関心となるのです。こうした習慣により心の余裕ができる、ともいえそうです。心配りの工夫と行動が感動・喜びの営業でもあります。その小さな1歩が大切です。まずは2週間、自分ほめをやってみてはいかがでしょうか。必ず、気づきや変化があるはずです。
上記の記事は弊社の根幹となる哲学「喜びの帝王学」を基にしています。