集合知を活かす知恵出し会議
感動経営の要として「他の会社が絶対できないキーマンの心の琴線に触れる感動・喜びの仕組み作り」があります。
簡単に言うと、喜ばれるための具体策を絞り出す仕組みです。一人で考えるには限界があるので組織=スタッフの知恵・経験・特技等を抽出して活かしていくのです。感動創造知恵出し会議ともいいますが、これを継続活用していくために大切なのが下地つくりです。「では・・よいアイデアを出しなさい」と言って出てくるものではありません。
①発言=アイデアを出しても許される、という安心安全の場であること ②ハードルを低くしたところからアイデアを出させる習慣
どんな会議にも通じるところがあると思いますが、特に若い人は「そんなアイデアは使い物にならない、もっとほかにないのか」、「くだらないことをいうな」「現実的でない」・・などの凶器言葉が出る環境ではアイデアはでてきません。自覚症状がなくても今までこうしたことを繰り返している組織はすくなくなりません。まずメンバーが安心して様々なアウトプットができる雰囲気作りから始めなければなりません。そしていきなりレベルの高いものを目指すのではなく小さな工夫、変革の意識を育てていくことです。小さなアイデアであったとしても「それいいね!」が出るかどうかは大切です。安心できて笑顔が出せる、笑いあえる、アイデアに対して「それ、おもしろいね!」という言葉が飛び交う空間・・知恵出し会議以前にコミュニケーションを活性化させる取り組みと捉えてみてはいかがでしょう。一人の人間の深い知恵に頼るのではなく、浅く広く多くの人間から知恵を集めていく集合知戦略は・・その一歩手前のステージが大きなポイントとなります。
上記の記事は弊社の根幹となる哲学「喜びの帝王学」を基にしています。