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意識されにくい重要な視点

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意識されにくい重要な視点

 

研修で大切にしている考え方のひとつに「美点凝視」というものがあります。他人の素晴らしい点はもちろんですが、生活の中で、あるいは店のサービスや体験したことの中から素晴らしかった点を積極的に フォーカスする、見つけ出そうとする行為です。

参加者の発表の中には時々、次のような傾向が見受けられます。それは・・良い点を発表するのではなく、反面教師=よくなかった点を発表して「こうならないように(こうしないように)気をつけたいと思います」という類いのもの。

一見、前向きな発言にも感じますが、これは美点凝視とは全く異なります。まず焦点がずれています。よいところにフォーカスしましょう、と言っているのに、よくない点を挙げるというのは見るべきものを意図して見ていない、見えていない、ことになります。美点を見るというのは日常から意識していることが大切です。意識が薄いと発表の時に苦し紛れで先のような発表をすることになります。マイナスの記憶は印象が強いので思いだしやすいこともあります。人には生存本能があるからでしょうか、自分の安全安定を脅かすものや他人の良くない点というのは努力しなくても飛び込んできやすいものです。不愉快な思い、楽しくない思い、期待通りに事が運ばずイラっとした思いは簡単に飛び込んできます。「怒り・悲しみ」等の感情は「楽しい・嬉しい」という感情よりもパワーが強く、より長い時間続くようです。

人は少なからず自分中心に物事を見ています。社会に対しても会社の中でもお店に行っても「これくらいのことはしてくれるはず」、「してくれるのが当然」、という期待を持って生活をしていますが、その期待が大きければ大きいほど感動・喜びにはつながりにくいですし、自分の心の中にあるがっかりするゾーンも広くなります。逆に有り難い、嬉しい楽しい、というゾーンが広ければ小さな行為や僅差・微差喜びにも目が行くようになります。

ありがとう」の反対語は「当たり前」という表現がありますが、よく言い表しています。感謝の気持ちが育っていなければ「無感動になりがち」です。やってもらって当たり前、サービスされて当たり前、自分のために尽くしてアタリマエ・・キリがないですね。

経営者は「給料を払っているんだから社員期待に応える仕事をして当たり前」という考え方がある一方で、「今日も社員はこんな自分、こんな会社を支えてくれるために来てくれた」と考えてみることもできます。そうなると「おはよう」という朝の挨拶コミュニケーションも伝わるものも変化してくるのではないでしょうか。

「世の中で一番簡単なことは人の悪口欠点を言う事、一番難しいのは自分の欠点を直すこと」これは元々、仏陀の教えに基づく言葉だと記憶していますが、心したいものです。まずは他人の素晴らしい点フォーカスするように習慣付けしてみてはいかがでしょう。


上記の記事は弊社の根幹となる哲学「喜びの帝王学」を基にしています。   egokui_s
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