若手教育の起爆剤 COM―PASS計画について | QM East
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若手教育の起爆剤  COM―PASS研修とは

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若手教育の起爆剤 COM―PASS研修とは

 

COM-PASSについての思いを少しお伝えしたいと思います。

近年、多くの経営者と話していると嘆きがよく聞かれます。「新人が育たない・・」「ちょっと厳しく指導しただけですぐ辞めてしまう」「少し成長したと思ったらいきなり転職されてしまって」「うちの営業は弱い、育たない・・」等、色々出てきます。だから研修などしても・・というわけです。

古今東西「今の若者は・・」と言う嘆きはありますし、昨今のように様々な情報が簡単に手に入る時代には従来と違った苦労もあると思います。だからといって「育てる」という意識と行動を諦めるわけには行きません。どんなに時代が変わっても面倒でも、教育は企業の生命線であり続けます。

その理由は、には現状維持という状態はなく、成長か衰退しかない!からです。これくらいでいいや、仕方ない、という妥協意識は飛行機でいえば水平飛行をしているのではなく、まさにゆっくりと下降しています。そのうちスピードを増して角度が急になってからでは浮上が厳しくなります。そういう意味では現状維持」という言葉は実に都合のよい、そしてこのくらい危険な言葉はないのではないかとも思います。常にトップスピードで吸収し続けている位のイメージがあってもよいと思います。

社内アンケートなどで「今、自分はどういう状態にあるか?」といったテーマで尋ねてみるとどういう答えが返ってくるでしょうか。「伸び悩んでいると思う」と自らを判断する人がいるかどうかわかりませんが、1成長していると思うか、2現状維持か、という問いに対して、仮に謙虚な答えであったとしても「2」を選択されるようであれば、かなり危険な状態に入りつつあるかもしれません。ここは自信を持って「成長し続けている!」でなくてはならないし、そういう状態を常に支えてあげられている組織であって欲しいと思います。

教育をし続けなければならないもう一つの理由は、会社と上司のためです。「教えることは最高の学び」という教えがあります。学んだことは知識として蓄えられたこと自体が役に立つのではなく、使えなければ意味がありません。仕入れた情報を整理して言葉にして、人に理解してもらえるだけの表現力をもってはじめて身についたといえます。外部の知識・情報を取り入れながら上司自ら部下に伝えられる柔軟さは持っていなければ組織が硬化します。

「とにかく社員を鍛えてほしい」と言われる経営者もいます。研修の内容にもよりますが、本来は経営者が研修に参加される、顔を出すことが望ましい場合もあります。ただ物理的にできなくても、気持ちだけは参加する、意識はここにあるぞ、という姿勢そのものを示すことは必要ですね。

たとえば、感動経営革命を提唱する弊社の研修は具体的、実践的な内容ですが、新しい文化(異文化)の導入という一面があるので、上層部が関心をしめさなければ組織全体でのシナジー効果は出にくくなります。その結果として、若い人材が学ばれたことがうまく横へ浸透していかない、周囲の協力・共感や理解が得られずに気持ちが孤立する、ということになりかねません。最初のことばで紹介した「ちょっとよくなったと思ったら辞めてしまって・・」という悪循環につながります。

教育とは流水に文字を書くようなはかない業である。だが、それを巌壁に刻むような真剣さで取り組まねばならない」といわれたのは教育者 森信三先生です。教えて育てることの本質は何度も同じことを伝えることにあります。いやというほど同じ言葉を繰り返す、不屈の闘志で事にあたることが大事です。「継続は力なり」は教える側も教わる側にもいえることです。

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弊社の基本哲学「喜びの帝王学」は相手に自分のファンになっていただく、喜び・感動を与え続ける考え方から始まります。商品価格の説明以前に自身の魅力を伝え関心を持ってもらわなければなりません。この考え方を経営者が自ら「これはいい!」「社内に浸透させねば」という理解と実感をもって幹部へ伝え、さらに一般社員へ、というトップダウンで展開してきました。従来はこの上からの指示、一方的な方向性の中だけで推し進めてきましたが、これからは若い層からの底上げを図ることの重要さも感じています。

23歳の若い男性との出会いがありました。社会にでたばかりだというのに固定給を頂く正社員ではなく、大学時代のインターンの延長で経営者と面談できるインタビューの仕事の意義を感じ、大学を卒業してもインターンとして経験を積んでいたのです。なかなかできることではありません。詳細は長くなるので割愛しますが、彼もその仲間も志に燃えた立派な若者たちでした。物怖じもせず、年配の経営者の中に飛び込んでくる度胸と志を持ち合わせています。何か手伝ってあげたくなるような魅力がありました。確かにいろいろな若者がいるかもしれませんが、こういう若い感性と可能性を広げてあげたいと心から思いましたし、こうした志ある若者が少なからず増えていることを知り、交流できたことは貴重な体験でした。その出会いをきっかけに「誰も教えてくれない繁栄の極意 若手のためのビジネス帝王学講座」を行ったところ、自分の夢と意思をしっかりもった立派な人が集まり、手応えも感じられました。そうした経験から若い力はもっと展開できると実感してボトムアップによる「喜びの帝王学」の底上げを考えるきっかけになったのです。

この若い力を前面に押し出した(押し上げていく)計画をCOM-PASSと名づけました。
COM・・「共に」、PASS・・「歩む、前進する」
COMPASS・・「羅針盤、大きな円を描く中心的存在」という意味に加えて
COMPASSION「慈悲、深い思いやり」という意味を含んでいます。
深い思いやりとは同情ではなく、相手の気持ちを推し測れることのできる優しさ、共感できる感性を意味しています。若い方の歩みをサポートしながら夢と可能性を大きく広げ、自らリーダーとなって感謝と喜びと感動の実践に取り組み、成果を叩き出す体制強化。
こうした言葉を基本的な源として生まれたのがCOM-PASSです。雑駁な話になりましたが、上司からも部下からも感動経営革命という共通認識を太く持って実践していく体制を強化するために若手主体の研修計画COM-PASSが生まれたのです。

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