感性を磨きながら150日間で育成するお客様の琴線を揺らす真の営業部隊
「営業が育たない」、「うちの営業は何で負けちゃうのか」、お近くにそんな悩みを抱えている経営者はいませんか?
こういう悩みをもつ方は数多くいます。そのような悩みをもっている社長に「会社は社長の器以上にはならない」、とか「あなたの教育が悪いから」といったのでは話が終わってしまいます。
150日とは約5ヶ月です。今回は5ヶ月で組織の中にお客様の心を揺らす真の営業部隊を築き上げるというお話をします。正確に言えば、営業を強力にサポートする後方支援の戦略部署のお話です。
小さな会社の場合は社長が自らトップ営業を行っているケースもあるかもしれませんが、組織の大小に関わらず、多くの場合はまず営業担当が存在します。この営業を強力にバックアップするとはどういうことでしょうか?
今まで何度も「感動」・「喜び」・「お客様をファンにする」などといった言葉が登場してきました。一言で言えば、会社全体でお客様第1主義を具現化していく、ということになりますが、そのための存在が今日のテーマである戦略部署=「感動創造部」ということになります。
弊社では経営者や営業幹部向けに業績をたたき出すことを最大の目的とした10ヶ月コースの研修を行っています。これを「社長のためのセールス革命」、「最強営業軍団育成道場」といいますが、月1回の集合研修で10ヶ月(10回)にわたり新規開拓を実現するための技術を学んだり、お客様との関係度を飛躍的に太くする仕組みを学びながら、実践を通して成果に結び付けていきます。目の前のお客様、あるいは新規開拓の攻略先のために様々なことを考え抜いてキーマンの心の琴線を揺らすようなことを具体化するような作業がでてきます。ただ、これらをすべて経営者や幹部で行っていくことは物理的な負担が大きくなりすぎます。
例えば、お世話になっているキーマンの誕生日に大感動をしていただけるようなレベルのプレゼントをするとしましょう。キーマンとの関係度に応じて予算を決めて、好まれそうなものの情報をまずは集めます。好まれそうなものとか趣味や家族構成等、できうる情報を集めることになります。差し上げるものを計画したら感動の味付けを行っていきます。好きな女性の心を射止めるために心のこもったプレゼントをする・・ということと同じエネルギーを使うということです。-お客様であっても、好きになっていただく、ファンになっていただく、というのは彼女の心を射止める智恵・工夫の延長線上であることがご理解いただけると思います。
さて、会社の中には、あるいは自分の周囲には、感性豊かな方々がいっぱいいます。「我が社にはそんな感性のある社員はいない」そういう社長は社員の潜在的な能力や感性に気がついていないだけ、という場合が多いということです。もちろん今までそういう角度で社員を見てきていないわけですから当然といえば当然ですが。その社員の能力を効果的に使っていくことが大戦略になるということです。
感動創造部の担当に任命された方も最初は戸惑いますが、お客様に喜んでいただくことを繰り返していくうちに手応えを感じるようになります。こんな楽しい仕事があったのか、と急に目覚める方もいらっしゃいます。このような方が組織に多ければ多いほど組織は活性化しますし、智恵アイデアも出すいやすくなります。三人寄れば文殊の智恵・・1人より2人、そして3人、4人といれば自然とよいアイデアが生まれてくるようになります。
こうした感動創造部を育成する研修が感動工房短期大学5ヶ月コースとなります。現在までに1000名近い方々が参加されました。社内の都合から男性が参加されるケースもありますが、最初は戸惑っている男性でも大変素晴らしい能力を発揮されるケースが多々あります。
一般的に言えば女性の感性は男性の10倍あると感じています。それは小さいときから接してきている世界の差そのものです。きれいな色彩や洋服はもちろん、男の子の関心が外で走り回ることであるとした時、女の子の関心を持つ世界がそのまま感性を活かす世界に直結していると考えればよいかもしれません。そうでなくても最近は行動力、集中力や目標達成意識の高い女性が増えてきました。実際,最近は女性の方が一般的に仕事ができる、と感じている経営者が少なくありません。
こうした会社の理解と手応えを感じて、感動創造部を社内に立ち上げるために派遣された社員様とともに切磋琢磨するのが「感動工房短期大学」という研修コースになります。毎回、課題(実践課題、研究課題)をこなしながら知恵を絞っていく中でレベルアップしていきます。
「学んだことの唯一の証は変わること」・・・私の座右の銘でもありますが、たった5ヶ月でも毎月確実に変化が目に見え、参加者が変わって行くことに醍醐味を感じています。そしてそれは参加者自身が一番感じることでもあります。
ひとことで知恵を絞る、感動喜びを大研究する、といいますが、様々な角度から研究を重ねます。一ヶ月の間に研究したものを次回の研修で発表していく、その繰り返しとなります。参加者の前で披露し、解説していきます。これが自信となり、筋肉となっていくのです。
自分で考えて試行錯誤しながら作成を試みて、改良を加えて言葉にして説明する・・・人前で話すのが苦手という女性は多いですが、最終回100%の方々が晴れやかな笑顔で卒業されていく姿を見送ることが私たちの大きな喜びでもあります。自分を喜ばせながらお客様に喜んでいただく、与えるものが与えられる、表現はいろいろありますが、これは繁栄を呼び込む不変の法則といえます。
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