某社の研修終了に思う
セールス革命SL戦略会議
某社の研修が終了、女性8名と1年間、感動・喜びの仕組み作り、大研究をしてきました。最終日は1年間を振り返り各自、「自分流感動営業極意書」としてまとめていただきましたが、1年前と今では見えている世界が全く違うことを実感していただけているようです。それは具体策があるからです。こうすればこうなるという手ごたえや方程式が確立したからです。これをやっていけば必ず結果に繋がるという自信が出来たからでもあります。
ところで、研修の最後にある参加者がこう話してくれました。
「私はマイナス思考だったのですが、だいぶプラス思考ができるようになってきました。これからもっとそうできるよう頑張りたいと思います」ここで最後に一言、ささやかなアドバイスをさせていただきました。
(私が持っているのは皆さんからいただいた宝物です 笑)
「湧きあがってくる感情はコントロールできません。ネガティブなことを考えてはダメ、というのは苦しくなりますよ。そのままでいいんです。そのままでいいから感情は感情として、行動を区別すればいいのです。ネガティブに引っ張られて行動まで委縮することはもったいないし、何も生みません。湧きあがる感情に対して自分はそのように感じているんだ、とまずは受け止めてそして行動を区別する、それが大切なことなのです。感情と行動をつなぐ接続詞は「そして」です。「だから」でもなく「だけど」でもなく「そして」。雨が降って会社に行くのが面倒、そして会社に行く。お客様のクレームが発生、いやだなぁ・・ そして、すぐに伺う。
「だから」を使用すると、ネガティブな感情を受け入れて行動しないことになります。雨が降って外に出るのが面倒だ。だから行かない、という風に。「そして」でつなぐということは、ネガティブな感情が湧きあがっている自分を受け入れながらも行動を起こすということです。それが自分にできるポジティブな考え方ではないでしょうか」そんな内容です。
たった3文字の違いですが、大きく違います。この感情と行動の区別、割り切ることを目指すことが本当の意味での「自分を受け入れる」ということであり、無理のない大切なことではないでしょうか。言葉は自分を変え世界を変える可能性を秘めています。たった3文字の僅かな差ですが、この差が大きいのです。今後もこうした視界を広げ、成果へと結びつけるためにも自分の言葉も磨き日々精進していきます。
上記の記事は弊社の根幹となる哲学「喜びの帝王学」を基にしています。