人間関係構築の突破口
令和の決定に思う
新元号が令和に決まりました。なじみの薄い言葉ですが、一か月もすればすっかり目にも耳にも馴染んでいることでしょう。それにしても元号は時代の象徴であり日常生活に大きく関わりビジネスにも大きな影響を与える、ということで大騒ぎですね。言葉の意味を考えたり、漢字の由来を紐解いたり、海外メディアまでが政権の意図を詮索したりと大変です。万葉集からの引用というのは素晴らしいと思いますし、私的には日本らしくてすんなりなじめると感じています。
さて、本題です。元号以上に大きな影響力を持つものが自分の名前です。元号は国中の関心事ですが、名前は本人だけのものです。しかし、その思い入れは元号どころではありません。日々何度も書いたり目にしたり呼ばれたりして接するのが名前。自分の名前が嫌いという人も稀にいますが、そうであっても名前をいじられたりけなされたりすると腹が立つものです。「名は体を表す」というように名前は本人のすべてを象徴するものです。愛情を注がれたものであり、幾度となく呼ばれたり書いたりしていうるちに自分自身と同化するのが名前です。呼ばれると振り向いてしまう、褒められると嬉しくなる、けなされると腹が立つものでもあることの本質を考えることが大切です。
ビジネスの始まりには
ビジネスでは出会いの儀式には名刺交換がありそこから縁が始まります。そこには名前の存在があります。名刺を交換した時に「いいお名前ですね」と言われて嫌な気になる人はいません。言葉によるプレゼントにはコストもかかりません。こうしたことから名前に深い関心を持ち、言葉の表現力を磨き、感性を高めながらビジネスに役立てていくことで魅力的な営業の突破口ができます。たかが名前、されど名前、言葉の一つ一つにこもる思いを感じとることでビジネスが、自分の心がさらに豊かなものへとなります。弊社の研修では例えばこのような切り口も具体的に仕組化を進めることのできる重要なテーマです。5月15日には1時間半の営業戦略セミナーを行いますので、他社ができない奥行きのある営業のとはどういう世界なのか、その一端を実感してみてください。
上記の記事は弊社の根幹となる哲学「喜びの帝王学」を基にしています。