社員が自主的に動き出す!
社員が自主的に動く・・とはどういうことでしょうか。弊社の定義では「社員が自らお客様の喜ばれることを考え抜き、行動し、結果に結びつけていく姿勢と習慣のことを指しています。こうした習慣が営業部門以外でも広がり、会社全体で感動を与える、喜びを差し上げるための活動をする習慣を持つことを目指しています。こうした意識の社員が多いほどその組織は活性化しています。
先日リフォーム会社で4回目の研修がありました。若手のHさんはあるお客様にリフォーム提案をしていました。もちろん競合がいます。研修の課題であるとはいえ、Hさんはこのお客様のために本気で喜ばれることを考え、研修で修得した営業実践策の第2弾を実践しました。(個人情報に関わることであり、誤解も招きやすいので詳細は割愛させていただきます) お客様は大喜びされ、心の距離感が一気に縮まったと感じられたようです。
経験が浅い営業の方は心の距離を縮めるコツがつかめていない方が多いので、こうした実践は有効に機能する場合が多いです。特に今回、食品を扱うお客様の幸せ・繁栄を祈念するそのプレゼントは見事に心のスイートスポットに刺さるものになったようです。
笑顔とともに「Hさん、大切に飾ります!本当にありがとう!」こんな会話がHさんの営業魂に火をつけました。研修での発表時「これから私は感動営業のマスターを目指します!」と宣言をされました。これは競合に真似できない、心に刺さる喜びをお客様に与え続けます!という実践の宣言でもあります。Hさんの活き活きした表情は自主的に動き出す創造的な営業がスタートしたことを意味します。
商品はどの会社も素晴らしいのですが、機能も価格も似たりほぼ変わらないものです。お客様にはその差、独自の価値は伝わりにくい・・のであれば、それ以外とところで心を開いてもらって伝わりやすくしましょう、商品力、価格力以外の魅力を御社の営業文化にして成果につなげましょう、というのが弊社の感動営業の狙いです。
※この記事は2023年12月20日 ㈱研秀舎(QM-East)代表 藤原格により作成されました。
上記の記事は弊社の根幹となる哲学「喜びの帝王学」を基にしています。