運気をよくするためのキーワード
早くも2月が終盤に差し掛かっていますが、年の初めには神社などへ出向き、お祓いをしてもらったりパワーをもらったりした方も多いと思います。こうした行動は気持ちを整えるため、心をスッキリさせるためにするわけですが、言い換えると「よどみ」の除去、掃除ということになります。心のよどみ、家の中やオフィス内のよどみ、行動のよどみなどを除去してスッキリさせることは言うまでもなくとても大切なことです。
「よどみ」のは漢字で書くと2種類。「淀み」と「澱み」。前者は流れが止まることを意味します。後者は沈澱して堆積するものを意味します。「おり」という読みを考えればわかりますね。窓を閉め切った状態で空気を循環させないでいると家の空気はよどみ、建物は傷んでいきます。風通しはとても大切なのはご存じのとおり。また泥やごみが水中で流れないで沈殿、堆積していくと悪臭を放つようになります。
淀み(対流、循環)も澱み(堆積沈殿)も、動きを止めることは腐敗につながるということです。人に置き換えていえば、常に前を向いて気持ちを循環させていること、そして行動をとめないで動き続けることが結果をつくるための切り換えということになります。気持ちがへこんでも心を閉ざさない、前を向き続ける、そして行動をし続ける、一歩前に進む意識、結局これがよどみをつくらないことであり、運気をあげるための大切なポイントとなるのではないでしょうか。
言葉遊びのようになりましたが、ビジネスの基本であり、本質であります。オフィス内のコミュニケーション、室内の様子、営業行動などもそうですが、常に循環、動きを意識して年度末をスッキリと終えたいものです。
※この記事は2024年2月20日 ㈱研秀舎(QM-East)代表 藤原格により作成されました。