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人の役割と個性を伸ばしましょう

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人の役割と個性を伸ばしましょう

 

AIが目覚ましい進化を遂げるこの環境において人の役割とは何であると考えますか?生成AIを使いこなすためにも私たちの役割、そして真骨頂は「共感創造性」にあると思います。

AIは効率性や分析能力に優れています。しかし、人の心の機微を理解し、相手の感情に寄り添う「共感」、そして全く新しい価値をゼロから生み出す「創造性」はAIには代替できない、人間にしか持ち得ない領域です。この共感と創造性をどのように磨き上げていけばよいのでしょうか。 日々の習慣や意識にフォーカスしてみます。

共感を育むためにはまず傾聴の習慣を意識すること。相手の話にただ耳を傾けるだけでなく、その背景にある感情や意図を深く理解しようと努めることです。例えば、顧客の悩みを聞く際に、単なる問題解決だけでなく、その悩みが彼らのビジネスや人生にどう影響しているのかまで想像を巡らせてみることです。

また、異なる文化や考え方の人と積極的に交流し、彼らの視点から世界を見る訓練をすることも大切でしょう。多様な価値観を理解することです。読書や旅行も有効な手段であると思います。

そして、「もし自分だったら・・」と考えをめぐらすこと。日常の出来事やニュースに触れる際、その人物の立場に立って感情を追体験する習慣を持つことは他者に対する想像力が養われるはずです。

創造性のブラッシュアップについては例えば下記のようなものです。

自分の専門分野だけでなく、芸術、科学、哲学など、全く異なるジャンルの情報に触れることで、新しい視点や発想のヒントを得る。美術館巡りやドキュメンタリー鑑賞なども感動する心を磨きます。

なぜ?」という問いを繰り返すこと。当たり前と思われていることに対しても、「なぜそうなのか?」と問い続けることで、本質を見抜き、既存の枠組みにとらわれないアイデアが生まれます。ここは感動営業にも非常にリンクするところです。

「あえて不便を選んでみる」ことも大切です。デジタルツールに頼りすぎず、手書きでアイデアを書き出す、自然の中で過ごす時間を作るなど、アナログな体験を通して五感を研ぎ澄ますことで、直感やひらめきが生まれやすくなります。人は楽をすることを求めますのでこれは自身の活性化にも役立ちます。

生成AI時代は、人間がより人間らしく輝くための絶好のブラッシュアップ機会=感動経営の世界観を磨く機会でもあります。共感と創造性を磨き、組織を活性化させて新たな価値を生み出す感動を軸とした世界観を共有していければ幸いです。

 

感動をかたちに 喜びをちからに 感謝をこころに

 

 

この記事は2025年7月15日(火)株式会社研秀舎/QM-East代表の藤原格によって作成されました。





 

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