独自の感動経営に学ぶ
美容室BAGZY(バグジー)
北九州のバグジーといえば、全国的に有名な感動美容室です。その久保社長の講演を拝聴する機会がありました。大変素晴らしかったですね。誤解を恐れずに言わせていただければ、洗練された「スーパー・アタリマエ」経営!
この言葉の定義ですが・・
アタリマエとは・・話しを聞けば誰でも理解できること、やろうと思えば誰でも着手できること
スーパーとは・・誰でもできない位に継続し続けること、さらに留まることなく磨きをかけ続けること、朝から晩まで365日そのことに注力すること。つまり、聞けば「なるほど」とわかる内容ではあるが、誰でもできない位に継続して洗練されたレベルで全スタッフが取組み、人を魅了している経営ということになります。尊敬の念を込めて「スーパー・アタリマエ経営」と呼ばせていただきました。
講演からそのキーワードを抜き出すと、「ありがとう」と言うだけでなく「ありがとう」を言われる返謝の世界を構築すること、人を育てるのでなく人が育つ環境を作ること、商売とは対人関係を良好にできるかどうか、顧客、従業員、取引先、地域、家族すべてに感謝して愛されること、マニュアルに頼るのでなく先輩の後姿こそマニュアルである(背中で、姿勢で教える)、評価基準にCSと感動をリンクさせること、人は良いところを褒めるほうが伸びる等など。それぞれに具体的な事例など交えてのお話でした。ここではその深さや迫力を伝えられないのは残念です。つまり、人から好かれる社風を作る、ということです。「スーパー・アタリマエ」という表現の意味をご理解いただけましたか?
社風を作るためには文化が要ります。文化を作るためには仕組みが、仕組みのためには習慣と継続が、そのためには毎日伝えるべき方向性・理念が要ります。リーダーのブレない姿勢と明確な方向性がすばらしい発展組織を作るきっかけ、そしてエンジンとなります。
組織は小さいほど経営者の考えが浸透しやすいこともあるので、感動・喜びという理念や営業戦略を考え実行していくチャンスでもあります。
上記の記事は弊社の根幹となる哲学「喜びの帝王学」を基にしています。