この習慣がビジネスも人も引き寄せる
コロナ禍が沈静化しかけていますが、寒い季節へ向かいますので気を緩めないよう気を付けたいものですね。教育の業界も影響を受けていましたが、ここにきて人流とともに新たな営業研修が始まるなど動きが出てきました。
今、改めて考えたいのは営業部において(厳密にはどのセクションも一緒ですが)一人一人の意識と行動の僅かの差が結果を大きく左右するということ。思索の秋を営業戦略を考える秋にしてはいかがでしょうか。テーマは「セノビストのススメ」
著名な実業家・・例えば、孫正義氏、松下幸之助氏、稲盛和夫氏、永守重信氏など書籍の中でも語られていますが、はったりをかましてビジネスを発展させてきました。「それはうちでできます!」と言い切り注文を受けてからどうすればできるか考えて実現させてきたのです。担当となるスタッフは大変ですが、そうやっていかないと小さな後発企業がライバルに打ち勝って成長していくことはできなかったでしょう。
注文を受けてから工場やラインを作ったり専門職を採用してギリギリ納期を間に合わせるという荒業に比べれば個人レベルで、できるかどうかわからない仕事の依頼に対して「私、それできます、任せてください!」と言い切ることなどリスクとは言わないでしょう。そもそも全くイメージできないような仕事であれば悩むことはありません。即座に断るはずです。できるかどうかわからない仕事はイメージできているからこそ悩むのです。悩むレベルは即座に受ける、そして後からどうすればうまくできるか考える、この即断スピードはとても大切です。考えている間に仕事はするりと逃げてしまいます。それは運が逃げていくことに等しいのです。
「頼まれごとは試されごと」という言葉もあるように、自分のところに来た仕事はまず気持ちよく受ける、そしてどうすればできるか本気で考える、そして納得のいく仕事に仕上げる、それを成長というのだと思います。依頼する側になればわかりやすいのですが 何か頼んだ時に躊躇されたり、一瞬でも顔が曇る人には頼みたくありませんね。
気持ちの良い即断をする習慣が己を成長させるのです。上司からもお客様からもご贔屓をいただくコツです。もし失敗した場合は・・チャレンジした自分をほめてあげることです。勇気を振り絞った自分を認めて、そこからまたスタートすればいいのです。
わずかな背伸びをすることで見える景色が違ってきます。そうなると入ってくる情報や人の質が変わってきます。この秋はセノビストを目指してみませんか。
上記の記事は弊社の根幹となる哲学「喜びの帝王学」を基にしています。