会社は何のために存在するか
「御社の存在意義 何ですか?」11月29日の日経新聞1面の記事を覚えている方もいると思います。社会への貢献や存在意義を明確に示すよう若い世代が求め始めたというものです。利益最優先ではない経営の在り方・・コロナによる影響もあると思いますが、個人の生き方と同時に会社の在り方も注目されてきたのです。
今以上に志、ミッション、ビジョン、バリューなどの言葉が多く使われるようになってくるでしょうし、それを頭で捉えているのではなく腹の底から納得していることが大切です。そのためには地に足の着いた経営理念の浸透が必要です。朝礼で唱和しているだけでは浸透しているとは言えません。それに基づいた経営判断、行動指針、会議運営がなされているか、社内の通常の会話の中にも出てくるくらいのレベルが必要になります。意見が食い違ったとき経営理念に照らして解決をはかる、その会社に入っただけで理念の浸透を感じる何かがある、という社風そのものが必要になってきています。
感動経営革命は売上を上げるための営業戦略と考えられがちですが、その根本にあるのはミッションの浸透です。以下に顧客の感動を創造するか、いかに喜びを与えるか、いかに感謝を育てるか‥様々な表現や方法はあると思いますが、徹底的な在り方の戦略です。しかしながら、あり方は目には見えにくいのでDO=やり方を通して浸透を図るのが感動経営革命です。それぞれの企業の存在意義に感動喜び感謝のマインドがあると思いますが、それをわかりやすくつたわりやすくしていくところに感動経営の出番がありと信じています。
AI、DXの時代だからこそ余計に人や企業の心、あり方にフォーカスされているのではないでしょうか。弊社は2022年もこの志を貫いていく所存です。引き続きよろしくお願い申し上げます。
感動をかたちに 喜びをちからに 感謝をこころに
[fc content]